今後の制作や公開についてのプランなのですが、もう今後はたとえできてなかろうがどれだけ中途半端だろうがその日その日の制作進行具合を毎日無料プランで公開し、完成したものを有料記事で公開していく形にしようと思います。つまりその日何もしなかったなら何もしなかったと公開していこうと思います。
というのも、私いつも岡田斗司夫というアニメ会社ガイナックスの元社長のメルマガ読んでるんですが、先日読んだ内容で、漫画の在り方は
最初単行本のみ→作品が1つ完成すれば締め切り(貸本マンガ時代)
次に月刊誌の時代→毎月締め切り(少年マガジン、サンデー創刊)
次に週刊誌の時代→締め切りが毎週(少年ジャンプ創刊)
そして今毎日連載の時代→締め切りが毎日(WEB媒体)
毎日連載というのが、なにもジャンプやマガジンのクオリティーと量で毎日WEBで連載されてるわけではなく(そういう人や会社もいるけど)、素人でも毎日1ページや2ページ、なんなら1コマとか2コマでTwitterやpixiv、ユーチューブやニコニコで公開していってる状況のこと。インターネット(特に光回線)、そしてSNSやブログ動画サイトが普及し、漫画に限らず、音楽、映像、文章、絵画などを公開する敷居が地に着きそうなくらい下がってしまった。プロにならなくても誰でも簡単に作品を公開できるようなってしまった。もっと言えばiPadやsurfaceみたいなタブレットの登場で制作の敷居も下がった。
この毎日が締め切り、毎日が連載というので気付きました。
今の自分の現状は、作品を発表するのは年数回コミティアだけ、それだと自分の作品をアピールできるのは年数回だけ。つまりチャンスが数回だけ。
かといってそもそもがコミティアに出展するような作品なので、実際制作にも一作数か月かかっているので、いくら毎日ネットで公開できるとはいえ、その日に作り始めてその日に完成して、その日に公開できるような規模の作品ではないし、仮にその規模の作品を思いついたとしても、自分は思いついたことはまずそれを昇華させないと他のものが思いつかないので、コミティアに出展するようなものを先に思いついていたらそれを先に完成させないと次のものに取り掛かれない。しかも毎日決まった作業時間が取れてるわけでもないし。全く作業時間が取れない日もある。
そこでそれまではネットに限らず目にする作品って完成作品ばかりだから公開するのは完成したものでないといけないと思い込んでいたけど、何も自分や作品をアピールする場って雑誌やコミティア、イラストや動画サイトのような完成したものを正式に公開する場だけじゃないよなと。このサイトやブログ、SNSって別に作品完成させなくてもアピールできるんじゃないかと。ネームやら下書きの段階でもアピールすればいいじゃないかと。
でもまだまだここでひっかかってるものがあり、いくら制作途中をアピールするにしても、中途半端な状態のものを公開すんのはどうかと、せめてネームの段階とかペン入れ終えた状態、それをスキャンして取り込んでとか考えてたけど、せめてここまではと思ってやると、そこまで行けなかったとき、つぎの日昨日いけなかった分と今日の分と・・・とどんどん前の日前の日にできなかったことが積み重なってプレッシャーになって手をつけられなくなってくる。
せっかくタブレットも持ってるんだから、画像も写真撮ってどこでもそのままアップできるんだから、もうせめてここまでは・・・なんて目標もなくして、その日その日のありのままの現状をアップしていこうと。書けたら書けたでアップすればいいし、かけなければかけなかったっでそうアップしようと。とにかく毎日毎日なにもできなくても世に発信すればいいと。そして完成したら完成したでその時は正式な場で存分にアピールすればいいと。
今後はそういう方針でやっていこうと思います。